四国横断自動車道はH27年3月に鳴門JCT~徳島IC間が併用を開始し、関西方面から池田方面へと高速道路がつながり、徳島阿波おどり空港へのアクセスも良くなりました。
外国人観光客の増加も重なり、県西部における宿泊者数は増加しており、県南部への観光誘客や地域産業発展のためにも、横断道・阿南安芸自動車道の早期完成が望まれるものです。

有料区間を管轄するNEXCOは、徳島JCT~徳島東IC間をH31年に併用開始すると発表し、吉野川河口橋の建設を始めています。しかし徳島東ICより南の新直轄区間においては、併用開始時期を明言しておらず、H31年同時併用開始を求め、県議会議員連盟などが関係省庁やNEXCOなどへ要望活動を行っています。

県南部へ一本の道でつながることにより、国際便対応で機能強化を図る(H29年完成予定)阿波おどり空港からの1時間圏内が広がり、サーフィン・ダイビング・釣りなどの自然を活かした観光振興、サテライトオフィスなどの誘致にもつながります。

また、沖洲の新徳島フェリーターミナルと徳島東IC(仮)とは5kmと近く、大型化されたフェーリーにより、東京・北九州などとの物流も拡大されることで、地域産業発展が期待されます。

さらに南海トラフ巨大地震や津波災害発生時などには、避難場所として、支援物資搬送や救急患者の搬送の道として、「命」をつなぐ道となります。

  

今後も横断道のH31年同時併用開始、阿南安芸自動車道の早期着工へ向けて取り組んで参ります。