7月28日 「高齢者住宅フェア 2016 in 東京」にてセミナーを受講しました。
「地域包括ケアシステムの構築と公的保険外サービスへの期待」(加藤康平氏)
「CCRCは日本で普及するのか ~米国の現状に学ぶ~」(浅川澄一氏)
「急増する空家問題解決の処方箋」(上田真一氏)
少子高齢化が加速していくなかで、一人の高齢者を支える労働者数が減少していくことは大きな問題です。
生活支援、介護予防サービスの充実はもちろんですが、生活支援の担い手として高齢者の地域参加が必要であり、それにより介護予防にもつながると言われています。
スポーツ組織への参加により転倒者数の減少、趣味グループへの参加で認知症発症率の減少など、同居者以外の人との交流が大切です。
家族や友人、地域との結びつきを活かし、コミュニケーションが取れる暮らし方として、
・多様なニーズに合った介護給付サービス(保険外サービス)
・CCRC(継続的ケア付き高齢者共同体)
・分散型サービス付高齢者住宅(空き家利用)
など、“近居”の可能性を学びました。