5月25日~26日 県民会議 会派視察

25日は、つくば市の「生活支援ロボット安全検証センター」で、ロボット産業についてと、介護、介助ロボットの安全性テストの研修を行いました。

 2025年に労働人口は450万人減少し、高齢者が933万人増えるという推定から、生活支援ロボットの活用が期待されます。しかし様々な条件下で稼働する、バリエーション多いロボットの残留リスクを無くすため、試験や研究開発支援をしています。

 徳島においても高齢化が加速する中で、医療介護現場と連携した生活支援ロボット産業の発展にも期待ができます。

 

26日、東京駅八重洲口近くにある「移住・交流情報ガーデン」と、千葉県稲毛区の「スマートコミュニティ稲毛」を視察しました。

 

「移住・交流情報ガーデン」では移住をしたい、関心があるという方へ、各都道府県の地域情報や移住に関して相談を受けています。

ガーデン内で各都道府県、自治体などのイベントも行われており、5/8には徳島県もイベントを開催していました。ここを訪れる人も、移住をしたい県や地域を絞っている人、漠然と移住を望んでいる人と様々で、移住したい県を絞れれば近くにある「ふるさと回帰支援センター」で細かい話ができます。

 他県との情報発信競争の中で、いかに徳島県のイメージを創りPRしていくかがカギになると感じました。

 

「スマートコミュニティ稲毛」は日本最大級のCCRCであり「アクティブシニアタウン」とも表現できるものです。

1000(現在700人、将来1200)規模のコミュニティを形成し、健康や心、お金の不安を解消して、充実した生活をおくることができる共同体です。以前はショッピングモールであった建物を改造し、広い食堂やダンスホール、フィットネスジム、各趣味の部屋などがあり、みんなのリビングといったところです。道を挟んで分譲マンションがあり、毎月利用料を支払い、施設の利用や朝晩の食事もついてきます。

 徳島でのCCRC実現も検討する必要があると思いますが、一からこういうコミュニティタウンを創りあげていくには課題が多いと感じました。