― 徳島県の明るい未来の実現へ ―
新年を迎え、皆様方にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
県議会議員となり、あっという間に8ヶ月が過ぎ、三回の定例会を終えることができました。政治経験のない私には、経済委員会 副委員長としても緊張の日々が続きましたが、多くの皆様に支えられこれまでやってくることができました。 徳島県の人口は2060年に約45万人(現在約76万人)になると推測されています。その減少を65万人に抑えるため、長期ビジョンから当面取り組むべき施策の3段階に分けて、人口減少をくい止め、地域産業活性化に取り組んでいます。
この1年は地方創生を実現させるのに重要な1年になります。明るい未来の実現のため日々勉強や視察研修などで見聞を広めています。本年も全力で取り組んで参りますので、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。
■これまでの主な活動内容
○ 経済委員会における議論
・地域産業活性化や観光誘客について (6次産業化など“もうかる農林水産業”、TPP大筋合意を受けての対応、LEDとブロードバンドを活かした成長戦略、大型客船・チャーター機による海外旅行客の誘客)
○ 環境対策特別委員会における議論
・水素グリッド構想や吉野川・那賀川の水質向上
○ 県内外の視察研修
・地域産業活性化、移住促進(サテライトオフィス、交流型複合宿泊施設、全国過疎問題シンポジウム、「やねだん集落」 など)
・環境保全対策、自然エネルギー(バイオマス発電、水素スタンド、コウノトリの里、レンズ型風車 など)
・防災減災対策(南海トラフ地震等に対する緊急防災対策促進大会、危機管理展 など)
○ 議員派遣研修
・新任議員研修、都道府県議会議員研究交流大会
○ 各議員連盟での取組
・道路議連で四国横断自動車道(徳島JCT~阿南)H31年同時併用に向けた整備促進と、縦貫道4車線化の早期整備、阿南安芸自動車道の事業促進への要望(財務省、ネクスコ、国交省四国整備局)
・公共交通活性化促進議連の勉強会「四国に新幹線を」
・畜産関係団体との意見交換、水産議員連盟での視察 など
○ 政策条例検討会に属し、政策条例の策定や以前の政策条例「歯と口腔の健康づくり推進条例」などの検証
○ 夏休み体験親子県議会体験会で初めて登壇し答弁をする(将来農業がしたい。どうしたら農業が魅力的な職業になりますか? との質問)
など
■阿南地域における安心安全な地域づくりへの取組みなど
○ 南海トラフ地震による津波や高潮被害軽減、豪雨による洪水被害軽減のため、那賀川・桑野川の堤防嵩上げや無堤地区の解消(那賀川加茂地区、福井川)
○ 長安口ダムの改造(洪水吐ゲート2門の新設により予備放流水位の引き下げと予備放流量の増加)による洪水調節能力の増強と、洪水後の長期濁水の低減
○ 治水・利水を考える議員連盟の設立(9月定例会)により、今後吉野川・那賀川・桑野川における水質の向上や、堆積土砂の除去による河床を下げる取組みへ
○ 緊急地方道路整備事業 阿南小松島線(上大野・持井工区、黒河工区-12月開通-) 阿南勝浦線(下大野・阿南IC付近) 阿南相生線(新野バイパス) など
○ 地域包括ケアシステムのモデルとして「阿南医療センター」の早期整備と医療設備の充実、地域医療機関との連携
○ 南部健康運動公園に陸上競技場(全天候型トラックと天然芝のインフィールド)の整備(今年度測量と設計、H29年度着工予定)
○ 南部圏域防災訓練(美波町で開催)
など
■その他県議会の取組み
○ 政務活動費の使途や手続きの見直し(28年4月1日より施行)
・交付対象を個人から会派へ変更
・先払いから精算払いへ変更
・領収書などホームページでの公開(27年度分から) ※個人が政務活動にかかった費用を立て替え、会派に請求し、後日精算払いとなる。
○ TPP大筋合意を受け、対応基本戦略を策定し、国に対し意見書を提出
○ 自動車の後退時警報器の使用義務化を定めた条例の可決
○ 議員報酬カットの継続や消費者庁誘致にむけた意見書の提出
○ 開かれた県議会 小学生議会見学 議会コンサート・書道パフォーマンスの開催
など
本年も皆様の負託に応えるべく、全力で頑張って参ります。
また、2月定例会では一般質問を行う予定です。これまでの経験や私なりの視点から、徳島県の明るい未来の実現のために質問をしたいと思っています。 皆様のご意見をお聞かせください。
今後も、ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。