― 危機管理産業展、次世代農業EXPOの視察とセミナー受講 -
10月 14・15日

・危機管理産業展 (東京 ビッグサイト)
・次世代農業EXPO (千葉 幕張メッセ)
・人口減少、地方創生集中セミナー (東京 御茶ノ水)

危機管理産業展では防災・減災対策、消防やレスキューなど被災時の救助関係、ドローンを利用した映像による状況把握や斜面の3D解析などの展示をしていました。
まず気になったのが、東京都が防災ハンドブックを作成・全戸配布していることです。
色々なシーンをイラストで分かり易く紹介していました。鬼怒川の決壊後であったため、避難用のボートやテントなどにも関心が集まっていました。
地震や豪雨などに備え、防災・減災・救助とハード・ソフト両面の早期対策に取り組んでいきたいと思います。

農業EXPOでもドローンを活用した展示が目を引きました。那賀町のドローンを使った地方創生特区のこともあり、
鳥獣害対策に使えないかと相談もさせていただきました。
空港などで使用している鳥獣が嫌う音を出す装置を取り付け、その場所まで飛んで行き追い払うことは可能だろう、ということでした。
根本的な駆除に繋がればよいのですが・・他にもICTを活用した植物工場などの展示も多く見られました。
安定出荷やコスト削減への技術向上で「もうかる農業」へ推進していく一方、中山間地における鳥獣被害対策に早期に取り組む必要性を感じています。

セミナーでは日本のこれまでの少子化対策の遅れを踏まえ、今後のいくつかの歩むべき道を述べていました。
「地方創生の移住促進では国内での移動のみなので、絶対数は増えない。人口減少は避けられないものとし、
“少数主義”“精鋭主義”あるいは質的転換を図り移民を受け入れるか。」という内容でした。
いずれにせよ、人口が減ることにより人間と人間の間“人間(じんかん)=人と人とのつながり、関わり”が加速的に減少することが一番の問題になってきます。
人口増、特に子供が生まれ育つ「自然増」に向け、子育て支援に力をいれていきたいと思います。

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